カテゴリー: 短編

猫のため息は冷たい

猫のため息は冷たい。 元彼が言ってたっけ、 耳に大きな穴…

空に落ちる

 靴紐を結ぼうとしたんだっけ。  買ったばっかりのスニー…

点々

私は選んだはずだった、眠たい目をした君を。私は選んだはず…

回る

空が暗い、いまにも溢れそうな雨。満杯のコインランドリー、…